TXIプローブ
核磁共振による生体高分子の構造決定のための三重共鳴プローブです。
ブルカーの三重共鳴プローブ(TXI)はNMRによる生体高分子の構造決定を行うために開発された三重共鳴シリーズとして,幅広く利用されています。サンプルの要件に合わせて,必要なデカップリング核に対応するプローブを選択してください。
インバース三重共鳴プローブを使用することで,1つの実験で3または4種類の核種のパルスを同時に出すことができ,高度なNMR実験をすることができます。
プローブの内側コイルは,1 h観測用に最適化されています。TXIプローブの外側コイルは,特定の2つの核種をデカップリングするために最適化されています。重水素ロックスイッチを追加することで,2 hのデカップリングも可能で,1つのパルスシーケンスで最大3種類の核種をデカップリングすることができます。
技術詳細
- 400 ~ 1200 MHz装置で利用可能
- 1 h観測に最適化された内側のコイル
- 完全に独立した4チャンネル
- 2 h, 13 c, 15 n核の同時デカップリング
- サンプル径3毫米、5毫米
- Z軸グラジエント
- 全周波数に,オプションでXYZ軸グラジエントを追加可能
- オプションでチューニング・マッチング(ATM)機能を利用可能
- 標準サンプル温度範囲-150℃~ 150℃(5毫米)
LabScape
磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート
ブルカーは,最初のお問い合わせから評価,据え付け,その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して,お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。
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